嫌な仕事の頼み方


人間自分がされて嫌な事は相手にはしないのが基本だろう。そういう意味で嫌な仕事は人に頼みづらい。しかしこの感情が自分の首を締めていることに気付いていなかった。

かつて頼まれる立場だったのが、頼む立場となって躊躇する。嫌な仕事の連鎖ではないかと。そして自分のところで仕事を止める。周りは何が起こっているのかわからない。次々とこなせれば問題にならないが、こなせないと催促に追われる事になる。

難しい事考えてないで人に頼める立場ならさっさと頼めばいいではないかとも思う。案外頼まれた方はさっさとやってくれるかもしれないし。しかし嫌な感情と後ろめたさは残ったままだ。これを解消しない限り同じ事が繰り返される。

辿り着いた結論は、嫌な原因にまず向き合うということだ。おかしいと思ったらおかしいと言い、やるべきではないと思ったらやるべきではないと言う。もし自分が正しいならそのままでは組織の為にもならないし、自分の視野が狭いのなら考え直せばいい。嫌なままにして置くと同じ事の繰り返しだ。そこまで行けば嫌なだけの仕事ではなくなり、頼む目的が自分を後押ししてくれる。

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